ちょとしたつまらない思いつき
2024-04-24


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≪- Ну-с, браните меня или нет, сердитесь иль нет, а я не могу утерпеть, - заключил опять Порфирий Петрович, - позвольте ещё вопросик один (очень уж я вас беспокою-с!), одну только маленькую идейку хотел пропустить, единтвенно только чтобы не забыть-с... 
- Хорошо, скажите вашу идейку, - серьёзный и бледный стоял перед ним в ожидании Раскольников.≫

<試訳> 「どうでしょう、罵られるかも知れませんし、お腹立ちなさるかも知れませんが、どうも我慢できないもので」 ポルフィ―リイがまた口を切った。「もう一つ質問を、大変ご迷惑をおかけしますが、ちょとしたつまらない思いつきを一つだけ処理したいんですよ、単に忘れないためにだけなんですが…」
「いいですよ、あなたのお考えをどうぞ」 真面目そうな、青白い顔をしたラスコーリニコフが彼等の前に待ち受けて立った。

・ 去ろうとする時に、「もう一つだけお聞きしたい」 と言って引き止めるのは、コロンボ警部が良く使っていたのを思い出します。後ろめたさを持っている犯人が断るわけにもいかず、つい相手のペースに巻き込まれてしまうシーンです。判事の思いつきが果たしてどんなものかと、身構えるラスコーリニコフの緊張を想像します。
[ロシア文学]

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