服の襟を見せるのが主な目的
2025-01-31


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≪- Это вы-то жестокая?
- Да я, я! Я пришла тогда, - продолжала она плача, - а покойник и говорит: "прочти мне, говорит, Соня, у меня голова что-то болит, прочти мне... вот книжка", - какая-то книжка у него, у Андрей Семёныча достал, у Лебезятникова, тут живёт, он такие смешные книжки всё доставал. А я говорю: "мне идти пора", так и не хотела прочесть, а зашла я к ним, главное чтоб воротнички показать Катерине Ивановне:≫

<試訳> 「あなたがむごいですって?」
「そう、私、この私がです! あの時でした、私が家に帰ってき来ますと」 ソーニャは泣きながら続けた。「そこで亡き父がこう言ったんです。“ ソーニャ、読んで聞かせてくれ、なんだか頭痛がしてな、読んでくれんか… ほれ、この本だよ ” 何か父の本のようで、アンドレイ・セミョーヌイチ、隣に住んでいるレベジャートニコフさんの所で借りてきたもので、父はそんな滑稽な本をいつも借りていました。なのに私は “ もう帰る時間ですわ ” と言って、読もうとしなかったのです。私が家に寄ったのは、カテリーナに服の襟を見せるのが主な目的だったんですもの」

・ 取り返せない自分の行為を悔いる気持は辛いものです。ソーニャは父の頼みを聞かなかっただけの事ですが、それでさえ心に棘となって残っているのです。
[ロシア文学]

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