小鳥が怒り出したなら
2025-01-25


禺画像]
≪- С чего ж это она так храбрится? На вас надеется?
- Ах нет, не говорите так!... Мы одно, заодно живём, - вдруг опять взволновалась и даже раздражилась Соня, точь-в-точь как если бы рассердилась канарейка или какая другая маленькая птичка. - Да и как же ей быть? Ну как же, как же быть? - спрашивала она, горячась и волнуясь.≫

・ 「どうしてカテリーナさんはそんな強がりを言うんですか? あなたを当てにしているんですか?」
「まあ、違いますわ、そのような言い方をなさらないで下さい!…。私達は心を一つに、一緒になって生きているんですもの」 不意にソーニャは再び気持を昂らせ、苛立ちさえした。カナリヤか、そんな小鳥が怒り出したなら、きっとこんなふうだろう。「それに、あの人にどうしようがあるんです? いったい、どうしようがあると言うんですか?」 熱っぽく興奮して彼女は尋ねた。

・ 心身がすっかり病んで追い詰められているカテリーナと共に、苦しみを背負う他にすべのないソーニャの悲しみを、ラスコーリニコフは理解できるでしょうか。彼が背負っているのは、自らの意識的な凶行に伴うものですから、大きな違いです。
[ロシア文学]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット