悪い人間になるのを恐れる
2020-02-10


≪- Это непременно так будет, Карамазов, я вас понимаю, Карамазов! - воскликнул, сверкнув глазами, Коля. Мальчии заволновались и тоже хотели что-то воскликнуть, но сдержались, пристально и умилённо смотря на оратора.
- Это я говорю на тот страх, что мы дурными сделаемся, - продолжал Алёша, - но зачем нам и делаться дурными, не правда ли, господа?≫

<試訳> 「きっとそうなるでしょうね、カラマーゾフさん、あなたのお話が良く分かります!」 目を輝かせてコーリャが言った。少年達がざわめきだし、やはり何か叫びたかったのだが、話し手に目を凝らし感激しながら我慢していた。
「僕がこう言うのは、僕達が悪い人間になるのを恐れるからです」 アリョーシャは続けた。「けれどもなぜ僕達は悪い人間になる必要があるでしょう、そうじゃありませんか、皆さん?

・ アリョーシャの話は少年達を惹きつけ感動させています。彼らが素直に理解できるからでもあります。現代の同年代の少年達にこのような機会があるのか、あるとしてそれを受け入れるのか。そうあってほしいものですが、範を示す大人社会の責任もあるでしょう。

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