流刑地で朽ち果てるがいいんだ
2017-12-10


≪Его надо убить! Катя меня презирает, я уже месяц это вижу, да и Лиза презирать начинёт! "Идёшь, чтоб тебя похвалили", - это зверская ложь! И ты тоже презираешь меня, Алёша,.. Теперь я тебя опять возненавижу. И изверга ненавижу, изверга ненавижу! Не хочу спасать извенга, пусть сгниёт в каторге! Гимн запел! О, завтра я пойду, стану пред ними, и плюну им всем в глаза!≫

<試訳> 「あいつを殺さなけりゃ! カーチャは僕を軽蔑しているのさ、もう一月前から分かってる、そしてリーザまで軽蔑し出すんだ! “ お前は称賛されに出廷する ” ― これは残酷な嘘だ! お前だって僕を軽蔑しているさ、アリョーシャ…。今、またお前が憎らしい。悪党も憎い、悪党を憎んでる! 悪党を救いたくなどない、流刑地で朽ち果てるがいいんだ! 頌歌を歌い出しやがって! ああ、明日僕は出かけて行く、皆の前に立って面と向かって唾を吐いてやる!」

・ イワンの感情が爆発します。皆を憎悪の対象にして激しい言葉を投げつけるのです。既に自死したスメルジャコフを “ 殺さなけりゃ ” と言うなど混乱しているのは明らかです。兄のドミートリィを悪党と呼び、彼の冤罪を晴らしたくないと言い出します。本当に出廷しても真実の証言をしないのか、それともこれは一時的な暴言なのか波乱を含んでいます。心配してくれるアリョーシャまで悲しませるのは、病的としか考えられません。
[ロシア文学]

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