われわれのすぐ傍におられる
2017-05-10


≪- испуганно проговорил Иван Фёдорович, озираясь кругом и поспешно ища глазами кого-то по всем углам.
- Третий этот - бог-с, самое это провидение-с, тут оно теперь подле нас-с, только вы не ищите его, не найдёте.
- Ты солгал, что ты убил! - бешено завопил Иван. - Ты или сумасшедший, или дразнишь меня как и в прошлый раз!≫

<試訳> 周囲を見回し、あわてて隅々を目で追って何者かを探しながらイワンが驚いたように言った。
「第三の方と言うのは神様ですよ、まさしく天帝でしてね、その方が今ここに我々のすぐ傍におられるんですが、ただあなたは探せないでしょうな、見つかりゃしませんよ」
「お前が殺したなどと、嘘をつきやがって!」 イワンは激高して怒鳴った。 「気が違ったかそれとも、この間のように僕をからかってるんだろう!」

・ スメルジャコフが話す毎にイワンは混乱してきます。もっと冷静に対応できるはずですが、自分が主犯だと言われて、その余裕がありません。彼としては、犯人がスメルジャコフではなく、ドミートリィのほうがましなのです。
[ロシア文学]

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