先生をやりこめた
2016-03-08


≪Этаких я уважаю, и вовсе не из-за того, что меня отстаял...
- Однако ж ты сбил его на том, кто основал Трою! - ввернул вдруг Смуров, решитешьно гордясь в эту минуту Красоткиным. Очень уж ему понравился рассказ про гуся.
- Неужто так и сбили-с? - льстиво подхватил штабс-капитан; - это про то, кто основал Трою-с? Это мы уже слышали, что сбили-с. Илюшенька мне тогда же и рассказал-с...≫

<試訳> 「あのような人なら僕は尊敬する、決してかばってくれたからじゃないぜ・・・」
「だけど、誰がトロイを創建したかという事で、君は先生をやり込めたじゃないか!」 その時、コーリャを心から自慢したげに、ふいにスムーロフが口をはさんだ。彼は鵞鳥の話がとても気に入った。
「やり込めなすったのは、本当なんですな?」 へつらうように二等大尉が後を継いだ。「それは、誰がトロイを創建したのかという、あの件ですね? 先生を打ち負かされたとか、私共もお聞きしました。あの時イリューシェンカが話しましたんで・・・」

・ 教師も知らない歴史の事実をコーリャが知っていて、物知りだという評判が揺るぎなくなったのです。それでも彼はそのダルダネーロフ先生を尊敬すると言っています。自分を理解してくれる数少ない人物です。
[ロシア文学]

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