フョードルの煩悶(3)

コメント(全2件)
1〓2件を表示

gieyon ― 2009-12-24 21:55
作者の名前をもらったフョードル。この煩悶も作者自身のものではないでしょうか。もちろん、どの人物も作者の投影と言えるのでしょうが、フョードルやミーチャには特別の入れ込みようです。フョードルの論旨は作者の本音で、”一貫して”当然なのでしょうか。
mir→gieyon ― 2009-12-25 08:47
同感です。作者の性格、哲学、宗教観など多くの側面をカラマーゾフ家の人々に分け与えているのだと思います。後に登場するスメルジャコフやグリゴーリィも含めて。ドストエフスキーに限らず小説家というのはそのようなものかも知れません。

記事に戻る

コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット